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ブーゲンビリアの育て方

応用編

植え替え

用意する物
移植ゴテ(園芸用のシャベル、軽い根鉢を崩すため)、細長いヘラ(軽い根鉢を崩すため)、手袋(手が荒れないように)一回り大きめの鉢(園芸店やホームセンターなどにあります)
鉢植えの場合、だいたい2年に一度程度、有機質等を混ぜた土で最低温度が20度以上ある時に(6〜8月)一回り大きな鉢に植え替えると良いでしょう。花の咲いている時や蕾が出てきている時は落花の恐れがあるので避け、花が咲き終わった時が良いでしょう。あまり大きな鉢や毎年植え替えたりすると樹勢が強くなり大きく育ちますが花は付きづらくなります。元気に生育している物は鉢から抜いて根鉢はあまり崩さず回りの土をヘラなどで、少し削る位で、根がびっしり回っていて根詰まりを起こしているような物は三分の一位の根を崩して新しく作った土で植え替えましょう。この時は根を削っているので、新しい根が動き出してくるまでの一週間から十日位は半日陰で管理してください。
植え替えてあげた方が良い物(根詰まりを起こしている物)
  • 鉢の表面に細かな根がびっしりと張っていて
    水をかけてもなかなか浸み込んでいかない物。
  • 肥料や水をちゃんとやっているのに芽の伸びが悪かったり葉が大きく育たないで黄色を帯びていて葉が小さい物
  • 秋でもないのに葉が黄色くなり落ちてしまう物
  • 春になって花も咲かない、芽も動いてこない物 など。
植え替えの土は(根詰まりを起こしている物)
  • 赤土、又は赤玉土の細粒を7、に腐葉土を3、位の割合で混ぜると良いでしょう。他に、ピートモス、パーライト、バーミキュライト、ヤシ殻の細粒、鹿沼土などを少量混ぜても大丈夫です。水はけが良くて保水力のある土を作りましょう。6号鉢位までは水はけが良すぎると土の量が少ないので水かけの頻度が高くなります。
  • 大鉢用の土は小鉢用の物よりやや水はけの良い物が良く、赤土6、腐葉土3、鹿沼土1、に位と他の物を少量混ぜると良いでしょう。
  • 室内で育てる場合、腐葉土を混ぜて日数がたっている土は良いけれど混ぜて直ぐの土だと、ショウジョウバエ属の小さな虫が発生することがあるので、これを、ピートモスなどに変えると良いでしょう。

剪定伸びた蔓や細かく伸びた枝などをハサミなどで形を整えるように切る事。

用意する物

手袋(トゲがあるので注意)、剪定バサミ、のこぎり(路地植えで大きくなったもの用)、ビ二タイ、または、カラータイ、又は、紐(園芸店やホームセンターなどにあります)

春から秋までの間は花が終わると蔓が伸び、伸びが止まると先端に花を付けるということを繰り返します。(夏はちょっと生育が旺盛になります。)生育が止まって花を咲かせようとした時に剪定をしてしまうとせっかく付けた花芽を切る事になるので、失敗をしないように、冬の生育が止まるまでは、剪定をしない方が無難です。
伸びすぎて邪魔になった枝を切るようにします。大きくなりすぎた株を小さく刈り込む場合は、夏の終わりころ形を整えるように剪定をして、秋のうちに小さな芽を多く出してあげてから冬を迎えてあげた方が翌年の春に多くの花や芽を出してくれます。
初めて剪定をする場合はあまり切りすぎずに枝を整える位が無難で来年の春の芽吹きの数や生育具合を見てからの方が良いでしょう。室温が10度以上あり日当たりの良い所では冬でも花を楽しむ事が出来るのであまり強い剪定はいない方が良いでしょう。花が終わったら軽く剪定をします。路地植えでも同じような管理をします。

アンドン仕立ての場合(伸びた蔓を支柱に巻きつけながら作る方法)
  • 用意するもの:支柱 数本

    春の花が咲き終わった後、蔓が伸びていき、伸びた蔓は支柱にからめてビ二タイや、紐などで止めます。伸びが止まると花が咲いてきます。花が終わるとまた蔓が伸始めます。枝が増えすぎて、どうにもならない時は形を見ながら少し剪定をします。そして蔓をからめてあげます。冬になり生育が止まったら先端を2センチ位、剪定すると良いでしょう。春になると芽の節々から多くの花が咲いてくれるでしょう。

  • 早く大きく形を整えるには

    一年間は花を見ないつもりで管理をします。少し多めの肥料と水を与えるようにして蔓をどんどん伸ばします。先端に花が来たら、もったいないけど花を摘み取りながら蔓を伸ばします。すると1年で2〜4本の芽が出てきてどんどん伸びてくれます。一年で2〜4本の枝で1メートルくらい伸びます。伸びた蔓は常にビ二タイなどで止めてあげます。冬になり成長が止まったら先端を2〜3センチ位切っておくと節々から多くの花を付けてくれます。※伸びている蔓の先端が下に垂れて来ると伸びは遅くなり常に上を向いていると早くなります。

ボサ作り(立木のように作る方法)
  • 用意するもの:やや太めの支柱

    鉢の中心に支柱を立てて、伸びた蔓をそこにビ二タイなどで止め、適当な高さで蔓を切ります。切った幹から何本かの脇芽が伸びて来ます。伸びた芽をそのままにしておくと、やがて先端に花が付くようになります。花が、終わったら脇芽の3〜4節目で切ります。すると脇芽の数も増えて伸びて来ます。成長が止まると又花を付けるようになります。花が終わったら、又3〜4節目で切ります。この状態で冬を迎えると、まとまりも良く、春には脇芽から多くの花が咲いてくれるでしょう。
    ※肥料や水を控えることによっては脇芽があまり伸びずに、花を咲かせることが出来ます。花が終わって蔓が伸びるようなら形を整えるように適当に切ります。花が出てきたらそのままにして何度も花を楽しむ事が出来ます。これを、冬まで繰り返します。

  • 早く大きく形を整えるには

    一年間は花を見ないつもりで管理します。中心の幹から出た枝を15から20センチくらい伸びたら3〜4節目で切り、そこから出た脇芽が伸びたら同じように切り、また脇芽が出たら形を整えるように切る事を冬に近づき成長が止まるまで行います。春になると脇芽が沢山あるぶん多くの花を付けてくれます。

害虫

用意する物

殺虫剤、展着剤、散布機(手で持つものから肩から背負うもの、他にも色々あるので自分に合う物を探して下さい)、ビニール製の手袋、農薬用のマスク(風邪とかで使う紙のマスクは使用しないよりは良いけれど、農薬を吸い込む可能性は高くなります。)、農薬用のメガネ、できるだけ肌を出さない服
(園芸店やホームセンターなどにあります)

年間を通して良くつく虫はアブラムシ、春から秋にかけてはヨトウムシ、あざみうま(スリップス)、コナガ(アオムシ類)、ハダニ類など

防除方法は
アブラムシには殺虫剤の、アドマイヤーフロアブルの2000倍液の散布。ヨトウムシやアザミウマ、コナガ、などにはアファーム乳剤の1000倍液の散布。ハダニ類には、テデオン乳剤の1000倍液の散布などが、ありますが同じ農薬を使用していると生き残った虫に抵抗性がついてきて、薬が効かなくなってしまいます。他に色々な薬が売られているので違うものをローテーションしながら散布することをお勧めします。また、散布する農薬に※展着剤を混ぜて使用することで植物や害虫の体、全体に薬が付くので効果が高まります。昼間の高温時の散布(特に夏場)は植物に薬害が出る可能性があるので、朝か、夕方の涼しい時に散布すると良いでしょう。
散布するのは虫がいた株だけでなく近くにある物も一緒に散布すると予防になります。殺虫剤には、手で持ってスプレーするタイプの物や殺菌剤と一緒に混ざった物、薄めて使う物等、色々ありますが、注意書きを良く読んで、株全体に、まんべんなく散布しましょう。消毒は虫を見つけてからでも良いし、1か月に一度の予防、どちらでも構いません。終わったら手を良く洗いましょう。

病気

用意する物

殺菌剤、展着剤、散布機、農薬用のマスク、農薬用のメガネ
(園芸店やホームセンターなどにあります)

ブーゲンはあまり病気にはかかりませんが、稀に高温で長雨が続いたりした時に、カビによって葉が黄色くなり落ちることがあります。空気伝染や、跳ね返りの水によって感染します。落葉した葉は取り除き市販の殺菌剤で治療や予防ができます。

ウイルス
ごく稀に葉や蔓の先端などが委縮したり、葉脈が浮き出て不規則な形をする病気で、アブラムシなどの虫が木の養分を吸う時や、感染した株で剪定の時使用したハサミなどで感染します。ウイルスには治療薬がないので他の物に移らないように早めに処分しましょう。

増やし方

用意する物

切れの良いナイフ、発根促進剤(オキシベロン粉剤か、乳剤、ルートン粉剤など)、挿し床用の土(パーライト、鹿沼土の細粒、赤玉土の細粒、または挿し木用培養土)、挿し木用の鉢もしくは、移植箱、挿し穂(挿す木の枝のことを挿し穂といいます、売っていないので自分で用意しましょう。園芸店やホームセンターなどにあります)

挿し木で増やすことが出来ます。挿し木用の鉢又は、移植箱に挿し木用土を10センチ位入れて、底から水が出るまでたっぷりかけておきます。挿し木用土は毎回新しい物を使いましょう。(古い物などは立ち枯れ病菌やその他の病原菌がいる可能性があります、注意しましょう。)また肥料分のある用土は発根を妨げるので望ましくありません。挿し穂は、春から伸びた蔓の固くなったところを切れの良いナイフで10センチ位に切ります。すべての大きな葉は半分から三分の一位を切ります。(これは切り口から吸い上げる水分よりも、葉から蒸散する水分を抑える為です)蔓の先端の柔らかい部分は発根しにくいので使用しません。折った物や、切れの悪いハサミなどで切った物で切り口が潰れたものは水を吸い上げる導管がつぶれてしまうので、挿し穂としては適しません。挿し穂が出来たら30分位水あげをさせましょう。
適期は最低温度が20度以上ある時で6〜8月末位までです。挿し穂の切り口に発根剤を2センチ位付けて挿し木用の鉢や移植箱などに、した穴を3〜4センチあけて、そこに挿し穂を入れます。した穴は挿し口を傷めない為です。挿し終えたら鉢に又水をかけて日陰に置きます。風通しの良い所などでは、葉からの水の蒸散を抑えるのに鉢をビニール等で覆ってあげると良いでしょう。大体1か月くらいで発根してきます。

挿し木をした鉢から育てる鉢への植え替え(鉢上げといいます)

用意する物

新しい鉢、植え替え用の土、緩効性の肥料、手袋 など(園芸店やホームセンターなどにあります)

根が出てきてからしばらくすると、芽が伸びて来ます。伸びた芽が10センチになった頃、鉢から抜いて一本ずつ丁寧に植え替えを行います。ここで注意が必要で、小さい苗の根は非常に柔らかくもろいので、根が取れてしまわないように十分気を付けましょう。苗の取り方は、挿し木の入っている鉢を横にして周りの土を少しずつ削りながら苗を土ごと全部取り出し、一本ずつ丁寧に分けて、新しい鉢に植え替えましょう。植え終わったらたっぷり水をあげて、半日陰に一週間位、置きましょう。肥料は1週間位したら入れてあげましょう。

この方法とは別に、6センチ位のポット鉢や、穴が4から5センチ位の連結ポットがあります。ここに挿し木をする方法もあります。この方法ならある程度大きくなるまで植え替える必要もなく、植え替えの時の根痛みも少なくなり、大きくなったら5号鉢位に植え替えましょう。

その他

  • 路地植えまたは鉢植えの場合

    葉も大きく元気に伸びているのにどうして咲かないの?
    ブーゲンは本来、春に芽が出て花が咲き、終わると蔓が伸びて成長が止まると、蔓の先端に花を付けます。これを繰り返し成長するわけですが、肥料分と水分が多すぎると、花が付きづらくなり、花が咲かないからと言って、伸びている最中に途中から切ってしまうと生育は止まることなく、脇芽が育ち始めます。これを繰り返しているといつになっても花は咲きません。生育の止まるまで待ちましょう!生育が止まれば花は咲いてくれるでしょう。
  • 鉢植えの場合

    強制的に生育を止めてたくさんの花をつけるには?
    葉がしおれてくるまで、水を控える管理を1か月くらい行い、この時は肥料もあげないでいると生育は鈍くなりやがて、先端に花を咲かせてくれます。ここで先端の花だけでなく各節々からたくさんの花を咲かせるには、生育が完全に止まるのを確認して、先端から2センチ位を切ります。切った後も花が見えてくるまでは、水は控えめにします。完全に花が咲きだしたら肥料と水を普通通りに与えましょう。
  • 鉢植えの場合

    花ばかり咲いていて大きくならないのは?
    多少の水分不足と、多少の肥料切れ、若干の根詰まり、などが考えられます。改善しましょう。
  • 鉢植えの場合

    いつになっても大きくならないのは?
    まずは、根詰まりが考えられます。鉢から抜いて根を見てみましょう。根詰まりの用なら植え替えを!そうでない時は、肥料不足か、水不足、または、日光不足も考えられます。改善しましょう。
  • 鉢植えの場合

    いつになっても花が咲かないのは?
    • 光不足になっている場合は日光の良く当たる所に置きましょう
    • 葉が大きく元気よく生育している時は水と肥料を控えめに
    • 葉は小さく、黄色を帯びている場合は根詰まりが考えられます。根を見てみましょう。
    • 日光に当たっていて肥料をあげたのに葉が大きくならず咲かない場合は根詰まりが考えられます。
    • 春になって小さな芽は出てきたが花が咲いてこない場合、冬の間の日光不足が考えられ、花芽が死んでしまった可能性がある。芽が出てきたら、日光に十分にあてて、芽を伸ばしているとやがて先端に花が付いてくるようになります
    • 日光には十分当たっていたのに6月頃に芽が出てきて、蔓はヒョロヒョロで花が出てこないのは、冬の寒さで木が枯れる寸前になってしまった可能性があるので、日当たりの良い所に置き芽の出方を少し見ましょう。大きくなってきたら肥料を入れて元気をつけてあげましょう。
    • 芽の伸びも悪く葉もしおれぎみで、土はややしめりぎみで鉢から抜いてみたら、根が黒っぽくポロポロ取れるようなら根腐れなので、半分以上の土を取り除き、新しい土で植え替えましょう。

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